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今回は、スタッフが以前購入したパナレーサー AGILEST DURO TLR 28cの使用感をレビューしたいと思います！
走行距離は1000kmで、トレーニングやレースでも使用してきました！体重や空気圧で使用感・消耗度合いは変わるのですが、スタッフは体重47～49kgで4.0bar前後の運用です。
トレーニングもレースも一本のタイヤで完結できて、かつパンク耐性のあるものを求めてDURO TLRを選びました。ノーマルのアジリストから耐パンク性能を2倍に底上げしたモデルになっています。重量も270gと、チューブレス28cの中では軽い部類だと思います。他メーカーではハイエンドでも300g前後が多いです。
まず初めに感じたことは「グリップするタイヤ」ということです。漕ぎ出しやコーナーだけでなく、まっすぐの道を走行している時も「グリップ感」を感じます。以前まで、最高峰タイヤとして名高いコンチネンタル5000STRやヴィットリアCORSA PROを使用していましたが、これらは「転がりが軽いことで速く進むタイヤ」という印象でした。それに対しアジリストDURO TLRは「グリップすることで速く進むタイヤ」という印象です。
走行性能に大きな不満はありません。どうしても以前使用していた5000STRやCORSA PROとの比較にはなりますが、0.2~0.4km/hほど遅くなったように感じます。しかし、値段差が倍ほどあるので、その点を考慮するとお値段以上の性能だと思います。重量に関してはアジリストDUROの方が軽いため、その点も好印象です。
肝心の耐パンク性能ですが、1,000km走って一度もパンクはありませんでした。シーラントでふさいだ跡もないため、DUROに搭載されている耐パンクベルトが仕事をしてくれました。多少のグラベルなら走行可能なモデルなので、一般的な舗装路では問題ないと思います。
消耗度合い、劣化については体重や使用頻度、保管環境に左右されますが、自分の場合は特に劣化は見られませんでした。かなりハードに使用していましたが、ひび割れも見当たりません。
レース系のタイヤだと耐パンク性能や耐久性を犠牲にして転がり抵抗を軽くしたり、重量を削減したりするケースもあります。また、値段も前後で30,000円ほどはかかってしまいます。しかし、アジリストDUROは他メーカーのハイエンドとほぼ同等の性能ながら、値段は一本8,800円(税込)とかなりお手頃になっています。そして耐パンク性能や耐久性を十分に確保したモデルなので、「レース本番でパンク！」なんて悲惨な出来事につながりにくい点も魅力です。
新しいタイヤをお探し中の方、速いタイヤが欲しいけど値段は抑えたい…という方には自信をもってオススメしたいタイヤです！
DUROに限らず、他のグレードもお取り寄せ可能ですので、ぜひスタッフまでご相談ください！ご来店お待ちしております！
